・誰でもトレインビジョンを起動すると「XMLの構文が崩れています」というエラーメッセージが表示される。
・XMLの構文は正常なのにエラーが発生する。同梱データを一文字変えて保存しただけでエラーが発生する。
・色を再現したいがred属性、green属性、blue属性に設定する値がわかりません。
・原因①:XMLの終了タグが抜けていませんか?
全てのXML要素は終了タグとして"
下記例のように要素の最後に"
<head>
<train for="和光市" foreng="Wakochi" size="1280" influence="0" ascending="0" no="1" organization="10" date="201203" framerate="60"
<
・原因②:XMLの構文が崩れていませんか?
XMLの要素と属性は"
下記例のように"
<route red="220" green="186" blue="113" logo="Y" num="24" neg="1" >
station pass="0" time="2" name="新木場" name_kana="しんきば" name_roma="Shinkiba" />
<station pass="0" time="2" name="辰巳" name_kana="たつみ" name_roma="Tatsumi" />
</route
・原因③:XMLの属性の間に全角スペースがありませんか?
属性と属性の間は半角スペースで区切る必要があります。
下記図のように属性間に全角スペースがないか確認してください。(サクラエディタを使用すると全角スペースが「□」で表示されて便利です)
・原因④:ファイル保存の際に文字コードが変化してしまう。
誰でもトレインビジョンは文字コードがUTF-8のデータを読み込む事を前提に作られています。
そのため、SJIS等の文字コードで保存されたXMLデータを読み込むと予期せぬエラーが発生します。
また、Windows標準のメモ帳では、BOM無しのUTF-8で保存ができないようです。
対策として、フリーのテキストエディタ「サクラエディタ」の使用を推奨します。
基本的な使用方法はWindows標準のメモ帳と同様です。ポイントはファイルの保存の仕方です。
ファイルの保存の際は、文字コードは「UTF-8」を選択し、「BOM」のチェックを外してください。(下の画像参照)
・原因⑤:属性間の半角スペースが抜けていませんか?
下記AのようにXMLの属性の間に
下記Bのように属性間には半角スペースを挿入してください。
・A time="2"pass="0" ←time属性とpass属性の間に半角スペースがない
・B time="2" pass="0" ←time属性とpass属性の間に半角スペースがある
誰でもトレインビジョンでは色の設定をRGB方式で行っていますが、この方式に馴染みのない方には色の再現が難しいかもしれません。
下記の方法を利用すると簡単に各属性に設定する値を調べる事ができます。(⑥だけで調べる事も可能です)
①ネットで再現したい路線のラインカラーを調べる
②キーボードのPrintScreenキー + Altキーで画面をキャプチャする。
※PrintScreenキーはF12キーの右隣付近にある事が多く、PrtSc等の略称になっている場合もあります。
③Winodws標準搭載のペイントを起動し、キャンバスで右クリック→「貼り付け」を選択する。
※②でキャプチャした画面が貼り付けられます。
④画面上部のツールより「色の選択」(スポイトのアイコン)を選択する。
キャンバスに貼り付けられたキャプチャ画像より調べたい色の部分をクリックする。すると画面上部の色の「色1」または「色2」の色がクリックした箇所の色に変化します。
⑤画面上部の色より「色の編集」を選択する。
⑥新規ウィンドウが表示されます。
ウィンドウ右下に赤色成分、緑色成分、青色成分の各値が表示されるので、その値をそのままXMLのred属性、green属性、blue属性に設定する。